
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年3月11日

傷はそこにある
大嶋栄子
まだ読んでる
お風呂読書
今日もⅡを読み進める。
“まさに私たちの仕事は、具体的な暮らしの細部に宿る〝安心〟を通して、彼女たちの関係性における親密さの認知を変えていくことだ。”(129頁)
“[...]ケアをまったく拒絶しているのではなく再び支配や強制にさらされるのを怖がっていること、受け入れてもいいケアとそうでないケアを自分で決めていいなんて彼女たちは想像もできないことなどは、簡単にはわからない。/ケアとは、それを必要としているはずの人の目に、どんなものに映っているのだろう。”(135頁)
「第9章 ねじれる援助希求」にはとても大事なことが書いてあった。
“私たちがまず行うのは、本人から眠りについて聞き取ること、次に夜の状態を観察することだ。そして寝具やパジャマなど着衣に注意を向ける。夜の時間をどう過ごしていたのか、誰が一緒にいたかなどは、眠りがうまくいかない時々に聞くことでわかってくることが多い。[...]”(164頁)
「第11章 〝食べる〟というケア」のこの部分とかも信頼できる感じがした。
