
アネモネ
@anemone
2026年1月28日
読み終わった
米軍基地の街・福生のハウスには、音楽に彩られながらドラッグとセックスと嬌声が満ちている。退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく。
若い頃に読もうとして、最後まで読めなかった作品を、頑張って最後まで読んだ。決して読みやすい小説ではない。
退廃の描写が、透明感のある筆致で描かれていて、不思議な美しさを感じた。
筆者は芥川賞を当時最年少で受賞したとのこと。こんな小説が突然世に出たら、そりゃ話題になるだろうと思った。センセーショナル過ぎる。
昔大好きだった村上龍の作品を、また読み返してみたくなった。自分の名前の由来にもなった『コインロッカー・ベイビーズ』をいつ再読するか。





