
無重力くらげ
@NoGravityJelly
2026年1月29日
台湾漫遊鉄道のふたり
三浦裕子,
楊双子
読み終わった
いい意味でハートをフルボッコにされた。
千鶴子の無意識の偏見・差別を含んだ発言について、しばしば「その言葉は大丈夫なのか?」などと思うところはあったものの、最後にネタバラシされるまで気づけなかった部分もあり、情けない思い。自分が能天気に「かわいいなー」なんて思ってた場面が、特大の伏線であったと知らされた時の衝撃は凄まじいものだった。これに気づけなかった自分の愚かさに呆れて少し落ち込んだ。
支配側と被支配側の間に平等な友情は成立しない。作中でも言われたこの一言に尽きる。
完璧なハッピーエンドではないものの、最後の最後に2人が心のうちの一部でもさらけ出し、手と手を取り合うことができたのは素直に嬉しかった。
とてもいい作品に出会えた。明日も仕事なのに眠ることができない。



