
ako
@ah1018
2025年3月11日

読書の日記
阿久津隆
読み終わった
感想
読書日記
最近、日記本、いわゆる人の日記が書籍化されたものを読むのにハマっている。
人によってはえ?知らない人の日記読んで何が面白いの?って聞かれそうだし実際に聞かれるけど、書いてあることが平凡な日常ごとであればあるほど面白いんだよなあ、これが。
でもたしかに、なんで知らない人の日記をこんなに楽しめるんだろう?と少し考えてみると、きっとわたしは、他人がこの世界を、この日常をどんな視点でどういうふうに捉えているのかを知ることに興味があるんだろうなという答えに行き着いた。
そこに無条件に好奇心をそそられる、というか。
自分にとっての普通が全然普通じゃなかったとか、こんなつまらなそうなものがこの人の目には煌めいて見えているんだなあとか。
自分と他人がいかに違うかを心底実感できる。それが楽しくって面白い。なんなら、その他人の視点のおかげでこちらの日常の一コマが煌いて見えるようになることだってある。(対面の会話でもつい、どう思った?とかどんな感じなの?とか色々聞いてしまうよ)
知れば知るほど頭も心もどんどん柔らかくなっていくこの感覚がとても好き。
この世界には知らないことばかりで知りたいことだらけだよ本当に。
