
食いしん坊ちぇりぃ
@yummyyummycherry
2026年1月30日
傲慢と善良
辻村深月
かつて読んだ
またいつか
思い出した
職場にいる30代の若者と雑談していたら私の知らないマチアプ婚活の世界について教えてくれて、それで一昨年読んだこの本のことを思い出した。
マミなのか、シンジツなのか混乱しがちだったな、とか。冒頭のアイツは母親なんじゃないかと途中まで勘違いしてたこととか。結婚相談所のおばちゃんは作者が言いたいことをイタコ的に代弁する都合の良いキャラだな〜随分遠慮なく刺しにいくな〜と当時思ったな、とか。私は真実ちゃんみたいなピュアで世間擦れしてない箱入り娘タイプの子が大嫌いで、架の女友達の方に圧倒的に共感しちゃって自分の性格の悪さを突きつけられた本だったなとか。色々思い出した。読んだ後、誰かと話したくなる本だった。
若者達に「結婚することや子供が欲しいというのを20代のうちに決断できたなんて凄いですね」と言われたけど、違うのよ。結婚するかどうか、子供を持つかどうか選択可能だということを知らなかっただけ。選択肢は多いと選択コストがかかっちゃって大変だから、選択できることが当然の時代の人間じゃなくて私は良かったのかもしれない。



