七星 "菜食主義者 新しい韓国の文学..." 2026年1月30日

七星
七星
@nanaecle
2026年1月30日
菜食主義者 新しい韓国の文学シリーズ
二日に分けて読み終えた気がする。 昨日とか今日を跨いで、その物語に取り憑かれ続けていたような読後感が、今、あって、晴れた明るい午前中で良かったとほっとしている。かつて私自身、精神科の隔離病棟に入院措置を取られたことがある。そうするしかなかったこと。この物語の中の女性たちよりずっと若い頃のこと。何故死んだらいけないのだろう、という自問の中に光を見出して、繰り返し、その時々で道を辿りながらここまでこれた気がする。ある映画を見て、このような、作品に出会って。出会うことができて。自身も他人も、癒すことはほんとうはできなくて、その非力さに、置いてけぼりにされることを何度経験しただろうか。ハンガンはそれを書いてくれて、読んだ私たちはその場所にじっと居られる。鉤括弧の中に名前のつけられたテーマはおそらく沢山散りばめられている、ただそれは、今は、考えなくていいこと。感じることを許してくれること。
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