
斜視
@moreshi
2026年1月30日

サッカーの詩学と政治学
小笠原博毅,
有元健
読んでる
「それはリバプールやエバートンのファンを侮辱するために多くのチームのファンが頻繁に用いた「I’d rather be a Paki than a Scouse」というものだ。
これは文字通りに訳せば「リバプール野郎になるぐらいならパキスタン人のほうがましだ」という意味である。
「パキ」とはパキスタン人を表す蔑称である(あるいはサッカーの文脈では広く南アジア系移民を表す蔑称と考える事ができるだろう。)
明らかなことだが、このチャントが相手を侮辱するものとして成立するためには、「パキ」があらかじめ軽蔑の対象として、敵対する両方のファンに合意されていなければならない。
つまりこのチャントは、白人が支配するサッカー文化、そして社会一般における南アジア系移民に対する軽蔑視という人種の序列が前提となっているのである。」p9~10
