
藍住
@aizumiiiiii
2025年1月3日

荒地の家族
佐藤厚志
読み終わった
東日本大震災からもう14年が経つ。
メディアはもう年に一回程度しか震災のことを取り上げなくなった。
でも彼らはまだそこにいて、そこで震災によって変えられた人生と向き合い、時にもがいて、苦しんで、それでもそこで生きている。
それを『荒地の家族』は丁寧に描いていた。
宮城県を少し知っている私には色々なことがダイレクトに伝わってきて、苦しかったが、最後は救いがあって、ありのままを描くだけで終わらないところが好きだなと思った。
宮城県で育った父にも読ませたいな。

