
しまりす
@alice_soror
2025年3月11日

読んでる
女優になる夢を叶えるため、女学校を卒業して19歳でよく知らぬ男の永井について広島から東京に出ていく怖いもの知らずの長谷川泰子
20歳で中原中也と同棲、翌年富永太郎という中原の文学語り仲間より小林秀雄と知り合い、中原から小林のところへ
この頃から極度の潔癖症になる
それによって幾度も引っ越しを繰り返す
上京、同棲、間を空けずに別の男性と同棲と、思い切りの良い豪胆さもある一方で、普通の生活もままならないほどの潔癖症になってしまうなど、さながら強さと脆さを積み重ねた地層を持つ女性
最後に小林と住んだのは、大岡昇平やのちに「のらくろ」を描く高見沢路直など、錚々たる文豪が近くに住むという、夢のような環境の谷戸の文化村
大岡昇平は小林秀雄に仏語を習っていたそうな

