
のぞみ堂
@nozomi_books
2026年1月31日
水たまりで息をする
高瀬隼子
買った
読み終わった
夫がお風呂に入らなくなった。
一体どういうことだろう。何があるのだろう。
読むのが楽しみ。
【読後追記】
純文学的な落ちの付け方として面白い作品でした。
序盤は少しも共感できない妻の立ち回り具合に常に違和感がまとわり付いてくる。
突然身内に起こる問題にどう向き合うか?北風と太陽、はたまた寄り添うそよ風的な話?かと思わせつつも魚の台風ちゃんがポイントになって気付く。
ああ、これエグい話だと。
でもいるんですよねこういう人。結構な数で。
持ち堪えてしまう、生き延びてしまう。
誰かのことを思っているようで、いつのまにか無意識に自分の意識を放流しちゃってただ生きてしまう。
皮肉にも東京の人達という比喩と重なってしまう妻自身。
読み終えると序盤の違和感に説明がつく気がした。
西暦2000年そこらを生きる我々のリアルだと思った。




