"本が読めない33歳が国語の教..." 2026年1月31日

橙
@daidai
2026年1月31日
本が読めない33歳が国語の教科書を読む
去年、前作を読み。めちゃくちゃ面白くて好きになって色んな人にすすめまくった本の続編。 本が好きな人はもちろんだけど、それ以上に本は好きじゃないよ……って人こそ楽しめると思う。 読み手のみくのしん(敬称は略させていただきます)は本が嫌いというよりも苦手意識の強い人。子ども時代の経験でもはや呪いみたいに「自分は本が読めない」と思っている。 友人であるかまどに見守られ、フォローされながら読書をすすめていく中で、彼が元々持っている想像力だったり感受性だったりが花開いて、彼の中に物語が深く浸透していく。そんな光景を共に見ているような気にさせてくれる。 私は物心つく頃には本が好きで、暇さえあれば本を読む子どもだったから、読書が苦手な人の視点で読み進めるという体験がすごく新鮮に感じた。 みくのしんの読み方はエネルギッシュで、楽しい。サラッと読み進めることが一切ない。逆にすごいと思う。五感をフルに使って物語に入っていくスタイルは中々出来ることじゃない。 本の楽しみ方って人それぞれで、自由で良いんだって改めて思えた。 それからこれは読書教育に興味のある母としての視点なんだけど、子どもが読書でつまづいてしまう原因をみくのしんが教えてくれる。 苦手意識の強い子ほど、「本には正しい読み方がある」と思っている。作中、みくのしんがかまどに「この読み方合ってる?」と確認する場面が何度もある。言葉の意味だったり、解釈だったり。自由で良いんだよ、と言われても不安になるんだろうと思う。読み方なんてものはない、と言われる方が逆に心細くなるのかもしれない。だから正しい読み方なんてものは本当はないんだけど、「その読み方で合ってるよ」と声かけしてあげることも、ときには必要なのかもしれない。
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