
慎
@sin_gt91
2026年1月31日
やがて海へと届く
彩瀬まる
読み終わった
大規模な災害などが起これば、社会という大きな枠組みに対して大きな影響が生じる。
しかしそれ以前にそれを体験したひとりひとりそれぞれの人生にも計り知れない影響を与え時には大きな影を落とす。
喪失やそこからの再起、折り合いはあくまでも最後は自分自身で何とかしなければならない。
だからこそ、そばにいる誰かの支えがかけがえのないものになるのもまた事実。
この物語は、同著者の「暗い夜、星を数えて」で綴られた現実に対するひとつの答えなのかもしれない。
淡々と流れていく文章それ自体がまるで海へと流れていくかのよう。

