
talia
@talia0v0
2026年1月31日
進学校の進路選択とジェンダー
打越文弥,
本田由紀
読み終わった
読書会の本でした!メンバー一同あまり刺さらなかった…
冒頭で「難関大学に進む女性が少ない」ことを問題視しているにもかかわらず、まとめの内容がジェンダーに関連しない普遍的なものばかり(①進学校の中身は地域や高校の偏差値によって異なる、②進学校の高校生たちは学歴先行ではなく将来の夢や目標を見通して志望校を考えている、③高校生たちの進路選択は周囲の人間やメディアとの相互作用で左右される)であること、進学校の男女生徒129人にインタビューしたとあるのに引用されるインタビューや統計が少なすぎることなどが不満の感想として上がりました。
例えば、章の中では#言葉の逆風という「東大に女性研究員が少ない」ことを問題視したハッシュタグについての触れられていますが、そのような周囲(家族、同級生、教員、その他)からの影響についての掘り下げ(3章)が浅く感じました。「男子は〜」「女子は〜」というべき論で語られることは無くなったとしつつも、九州大学を志望していた女子生徒が親の強固な説得で地元の大学に進学したことや、「女子は男子より浪人に弱めな傾向がある」と教師から言われたという生徒の発言があったり(1章)、本の中でも内容が微妙に矛盾していると感じましたし、そこと向き合ってほしいとも思いました。
