
kiki
@nnn_51
2026年1月31日
オール・ノット
柚木麻子
読み終わった
『Butter』もそうだったけど、柚木麻子の小説はご飯が本当に美味しそう。貧困がテーマの一つだから当然として、それにしても描写が細かかった。
各々の背景にある事情が徐々に明らかになっていくスタイルで、どことなくミステリー小説っぽさもある。
「にせもの」を強調する描写や単語が多用されていた。
性的マイノリティはしばしばショーウィンドウに飾られるような素晴らしい人間性が強調されるか、あるいは脅威として描かれるか…というところがあるけど、今作は人間臭くて計算高い、血肉のある人間らしい存在として描かれていることが驚きだった。
時代を追って描いていくのは、前作の『らんたん』の影響から?


