
きなこ
@kinako_happy
1900年1月1日
月の立つ林で
青山美智子
読み終わった
いちばん心に残ったのは父と娘の話。
多くを語らないけれど、背中や沈黙の中に確かにあったもの。
不器用で、完璧ではなくて、それでも家族を思っていた気配が静かに伝わってきました。
読んでいるうちに、父という存在は「理解するもの」というより、時間をかけて、あとからじわじわ思い出されていくものなのかもしれない、そんなふうにも感じました。
派手な言葉はないのに、読み終えたあとも、月明かりのように心の奥に残る一冊でした。
