
宵寝
@sleepgoatyg
2026年1月20日
言語化するための小説思考
小川哲
読み終わった
小川哲さんの本で読んだことがあるのは『君のクイズ』のみで、次作が本書となるとすごく流行り本がすきなひとみたいでちょっとあれだ。あれ、とは思うけど、なんとも言えない。『地図と拳』は気になってはいるものの、読みきる自信がなくて、遠まきに様子をうかがっている。いつか読めたらいいなとは思っている。……本書のなかで「どんなひとが」「どういう経緯で手に取ったか」「ほかにはなにがすきか」を見てるというようなことを書かれていたので書いてみた次第です。というか、自分がこういう「なんで読んだか」みたいな話がすきなのもある。とにかく、小説を読みたい気持ちはふくらみつつあるけど、まだしばらく物語はおやすみしたい、といういまの気持ちにぴったりだった。
わからない・知らないまま読んでもたのしいけど、知って読むとよりたのしいよね、ということが実感としてわいた感じ。圧倒的に読者視点で読みました。知って読む、というのはネタバレを踏んでからということではなく、構造を理解して、というような意味で。だから、ラストの掌編はとてもおもしろかった。これ、掌編を先に読んで、頭から本文読んで、最後にもう一回掌編を読む、としてもおもしろかったかもしれないなあといまさら思う。
今後小説を読むときに構造などを考えながら読めるかといわれると、それはまた別の話で…と思ってしまうけれども笑、あとで思い返して「あれはつまりこういうこと…?」となれるような、本を読んだときに受けとるものの幅を広げてもらえた気がする。読書がすきな人間でよかった。

