
編集Lily
@edition_lily
2026年2月1日
歌よみに与ふる書
正岡子規,
永井祐
読み終わった
花鳥風月のリアルな美を愛し、その感慨を芸に転化することにこだわり、嘘くささや理屈の言葉を嫌い、そうしたものに容赦なくキレ、でもそうすることによって欺瞞の芸術がはびこる世界に発破をかけた。未来の芸術に幸多かれと願った。美をあきらめなかった。自分はもう長くなかったのに。
〈文学的なセンスを持ちながら大喝采を得るものが、非文学的な作品に取って代わること。思うにそれこそが歌人の仕事のはずだ。〉
いま、現実はどうだろう。大上段に振りかぶった言葉、わかりやすいだけで実が伴わない言葉、そんな美しくないものばかりが持て囃されている。



