ぽっと、ぽっとぽっと "自由論" 2026年1月24日

自由論
自由論
J.S.ミル,
関口正司
自らを“ふつう”として一般化してしまうと、自分の考えに同調しない人びとを安直に排斥してしまう。他者とともに社会を形成していくなかで自分の自由を守り、また、他者の自由を毀損しないようにするためにも再読を重ねながら学び続けたいとおもう。
ぽっと、ぽっとぽっと
@pot_belt04ss
訳者である関口正司氏の解説もたいへんわかりやすい。訳者が指摘する、古典を読むさいの要点についても心得たい。 「古典と向かい合うとき、読み手はどうしても、自分の今の考えや想いにぴったり合っている場所を探そうとしがちである。これが難解な古典を読み進めていくときの一押しになることもある。」 (p.277) としながら、 「古典を読むときの要点は、(中略)われわれとは時代も社会的文化的背景も異なったところで書いている著者自身が、どんな問題に答えようとしていたのかに意識的に注目することである。そういう姿勢をとると、(中略)読み手がこれまで考えたことのないようなメッセージに気づけるようになり、さらに、それを手掛かりに読み手自身の発想転換につながる可能性も出てくる。今にも通じる鋭い洞察も、新たな視点からさらに深く理解できるようになる。」(同) ミルの生涯、深遠な思想への理解をより深めるために、訳者が著した『J.S.ミル 自由を探究した思想家』(中公新書)も併せて読みたい。
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