
あつこ
@atsuko_books
2025年3月12日

アルプス席の母
早見和真
読み終わった
何度も咽び泣いた。
一緒に腹を立て、悔しがり、いたたまれなくなり、喜び、寂しがり……私が少年野球の4年間で経験した感情を総ざらいできた気がする。
少なくともあと6年間は味わうと思っていたのに、もう経験することのない感情。
そのことをただひたすら安堵する気持ちもあるし、やっぱり寂しい気持ちもあって。
でも、この本を読めば、親子で野球に夢中だった時間を思い出せることがわかったから、もう野球児の母であることを安心して手放せる気がした。
少年野球でこれだけなんだから、高校野球までいってたら、もたなかったかもな、私が。




