"きらきらひかる" 2022年10月6日

猫
@mao1012
2022年10月6日
きらきらひかる
幸せは人それぞれで、それぞれの愛の形がある。結婚をして子供を産むのが全ての愛の形なわけではないのに、それを押し付けてくる周りや、ホモを"普通"という括りから除外し、排他するその思考。 "親族会議"のシーンが本当に気持ちが悪かった。エゴの押しつけが気持ち悪かった。 そのうち紺と笑子は親睦を深め、友人として家に招くような仲になる。自分の夫の恋人。傍から見れば頭がおかしい、はたまた変わった人達だと思われるだろう。でも、それがきっとこの人たちにとっての"幸せ"であって、愛の形なのかなと感じた。愛は歪で、絶対的な確証などない、脆いものだと思っている。いつまでこの生活が続くかなんてことは笑子たちにしかわからないことだが、彼女たちなりの"幸せ"の中で生き続けて欲しいと思う。
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