
noa
@noa3373
2026年2月1日
山がめざめて
マット・シャンクス,
梨木香歩
買った
読み終わった
絵本
久しぶりの大型書店。人も本も溢れている。訪れるまで、梨木さん訳の絵本が最近出たことも知らなかった。
どんな本だろう。見るだけのつもりだった。
平積みされていた表紙を見て、好みじゃないかもと思った。本を開いても絵があまり好きになれない。
でも、何かドキドキしてきた。ページをめくるごとにもっとバクバクしてきた。
姿も言葉も表情も、山がどんどんいとおしくなっていく。書店の片隅で泣きそうになるとは思わなかった。
見つけた。一緒に帰ろう。手に取った本は元の場所に戻さなかった。
山のさびしさや喜びをこんなシンプルな言葉で伝えられるのは、梨木さんが山に慈愛を注がれたからだと思う。
「良かったねえ」と、すっかり山が大好きになってしまった私は、長い眠りに入った山に話しかけたくなる。






