にゃめたま "読書からはじまる" 2026年2月2日

読書からはじまる
「いい時間」があるような本は、まさにこの本だと思う。失いたくない言葉が多すぎるので何個か抜粋 "言葉を覚えるというのは、この世で自分は一人ではないと知るということです。言葉というのはつながりだからです。 言葉をつかうというのは、他者とのつながりをみずからすすんで認めるということであり、言葉を自分のものにしてゆくというのは、言葉のつくりだす他者とのつながりのなかに、自分の位置を確かめてゆくということです。 人は何でできているか。人は言葉でできている、そういう存在なのだと思うのです。 言葉は、人の道具ではなく、人の素材なのだということです。" "なにより考えたいことは、二一世紀という時代になっても、「初めに言があった」というこの世のあり方というのは、じつは何一つ変わっていないということです。人間は言葉のなかに生まれて、言葉のなかに育つのであり、そうして、言葉のゆたかさを手に入れた人だけが幸いな人であるだろうという事情は、何一つ変わっていない。 ただ、わたしたちがそのことに知らんふりをしているだけです。" "すべて読書からはじまる。本を読むことが、読書なのではありません。自分の心のなかに失いたくない言葉の蓄え場所をつくりだすのが、読書です。"
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