
jaguchi
@jaguchi87
2026年2月2日
読み終わった
借りてきた
銀の時代(1890〜1920年代、ロシアにおいて才能あふれる詩人が多数登場した時期)に活躍した女性詩人15人の詩の抄訳と解説。
混乱した時代に生きた彼女たちの息づかいが聞こえてくるような本。ひとりひとりに割かれたページ数は多くないけれど、「ロシア革命」という歴史用語からは分からない個々人が見えた。
好きだった詩
アデリーナ・アダーリス「日々」
幾らかの袖の下とひきかえに 公爵の園の
みずみずしき薔薇を手に入れる晩もある
それが卑しむべき園で育ったものだとしても
また デカメロンの余分な一日のように
あなたの不名誉な逃亡が記憶に浮かぶ晩もある(p.13)
リュボーフィ・コプィローワが聖書の「ラザロの復活」のエピソードを再解釈した「マルタ」という詩も、とても響いた。





