繁栄はん "1984" 2026年2月2日

1984
1984
ジョージ・オーウェル,
田内志文
​戦争は平和なり イラク爆撃、台湾侵攻、ウクライナ侵攻。これらを「平和のため」と謳う。 ​自由は隷属なり SNSによる情報統制、元の人口にそぐわない南京虐殺の犠牲者数、 天安門で虐殺なんてなかった ​無力は力なり 下級国民の固定化、寝そべり族の増加、加速する少子高齢化。 ​裏金議員を政府や検察は単なるミスとした。 オールドメディアによる偏向報道は日に日に増していく。 30年間の衰退の記憶などとうに忘れ、毎度お得意の"検討"を盲目的に期待するしかなくなった多くの国民は、我が國の初の女性ビッグ・ブラザーを愛していた。 ​なぁーんてね。 ​執筆後に自ら命を絶つ日本の文豪たちとは異なり、筆者は死が迫る半年前まで、命の灯火を削りながらこの作品を書き上げた。 それは自己陶酔的な難解さとは無縁の、極限まで洗練された言葉の結晶だ。 迫りくる死を前に、ただ「真実」だけを抽出しようとしたその筆致には、透き通った美しさが宿っている。 ​良書!
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