
もちこ
@mochi_books
2025年3月12日

マチネの終わりに
平野啓一郎
読み終わった
タイトルから醸し出される雰囲気の通り、ドラマチックでとても美しい物語だった。
序章にもあったけどスケールが大きすぎて共感できるところがあまりなくどう読んだらいいのかと思いながらひたすら文字を追っていった。
抱きしめたいとか触れたいとかよりも"会って話がしたかった"という表現がよく出てきたのが大人の恋愛という感じがした。
その人自体を思い出すより、ふとした時に言われた一言なんかを思い出す時の方が切なさ増す気がするな!
村上春樹さんが読書は登山に似ていると言っていたけど、初心者コースでも楽しめる本を書いてくれる作家さんは親切だなと思う。
クラシックの知識が皆無なので作中に出てくる曲全然わからなくて残念🥲映画の方も観てみたい
個人的なビジュアルのイメージは佐々木蔵之介と滝川クリステル💭






