マチネの終わりに
130件の記録
ピカリ@uyghutfhirdgu2026年4月11日読み終わった会った回数なんかでは測れない。こんな風に人を好きになることはあると思った。そういうときはお互いを引き合うものなのだろう。 ずっと一緒に過ごしていたなら、上手くはいかなかったのかもしれなくはないけど、でもこの小説の二人においては他の人では代わりの効かない特別な愛情が消えることはないと思えた。 余韻に浸っていたい。 映画も観たい。


ぱん🍞@panga_tabetai2026年4月4日読み終わった再読。 といってもほとんど内容を忘れていて、良い小説だった、という記憶しかなかった。今改めて読んでみて、戦争のこと、なぜ自分だけが生きているのか、運命論なのか自由選択なのか、なぜこうなってしまったのか、そういう人間の原始的な問いみたいなのが詰め込まれている作品だった。 3回しか会っていない蒔野と洋子。お互いが惹かれあって、すれ違う。 すれ違ってこの世界では結ばれることのなかった2人かもしれないが、それでも私たちの知らない世界で結ばれるかもしれない。そうあって欲しいと願うら。 「未来は常に過去を変えている」 最後に出会う未来があったからこそ、過去の出来事は少しずつ変わっている。変えられている。 出会って知ったから、出会わなかった人生はもう非現実、というのはすごく当たり前のことを言っているようで、でもあんまり考えてこなかったことだった。今まで出会った人、全ての人から私は少なからず影響を受けていて、出会わなかった人生というのはあり得ない。
鷲津@Washizu_m2026年4月1日わたしの本棚好きな言葉にまた会いたくなって、この本を手に取りました テーマでもあるこの言葉が好きです 『人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えているんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。』 この本が語る「大人の恋」、正直それについては今でも良く分からない。でも…誰かをずっと想い続ける。そんな人の存在が人生を豊かにする…私はそう信じている




MAYO@mayomaruma2026年3月19日読み終わったこれは…………すっごいいろんな気持ちになったな……………。 途中まで「何の話?」と思いながら読んでいたけど、多分、サバイバーズ・ギルトがメインの主題なんじゃないかと個人的には思った。あとは運命論とかかなー。過去を変えるっていうのも、あるか。 主題が何かが掴めると、すごく読みやすかった。 平野啓一郎さん初めて読んだけど、文章がすごくエレガントで良かった。 それはそうと途中で苛つきすぎて、舌打ちしながら読んでました。最後まで憤りは収まりませんでした。gg。 40代くらいになったらまた読みたいな。

- 本の虫になりたいひと@reaaaads38692026年3月11日読み終わった私は「ある男」の方が好きだ。 この本はロマンチックすぎる。ヒーローとヒロインが別世界の人間で、別次元の恋愛をしている。低俗な世を生きる私にとってはイマイチ理解できなかった。 もっと歳を取れば分かることもあるだろうか? 今の私には刺さらなかったが、客観的にみて完成された小説だと思う。


なお@nao_reading512026年3月1日読み終わった平野啓一郎が描く相反する感情の美しさ クラシックギタリストの蒔野と、ジャーナリストの洋子。異なる世界に生きる二人の恋愛を描いたこの物語は、クラシックギターの旋律に溢れ、全編に音楽が流れているような作品だ。舞台はパリやニューヨークなど華やかな都市を横断し、読み進めるうちにまるで演奏会の余韻に浸るような感覚! この作品がとりわけ印象深かったのは、人間の感情の機微を丁寧に掬い取っているところだ。蒔野のマネージャー三谷早苗は、嫉妬心から二人の仲を引き裂きながら、後にその罪悪感と向き合い贖罪しようとする。悪意と後悔、自己正当化と償いの義務感が一人の人間の中に同時に宿っている。三谷のしたことには正直ひいたが、その感情の複雑さを平野啓一郎は納得感のあるワードチョイスで自然に描き出している。人間はどんなに一貫性があるように見えても、その内側は矛盾だらけだ。三谷も、蒔野も、洋子も。そのリアルさが読むほどに深く刺さってくる。 もう一つ心に残ったのは、人と人の関係性をアポロの軌道に例えた表現だ。軌道が少しでもずれていたら月に到達しなかったかもしれない。その緊張感が、二人の仲が深まるかどうかという展開と重なる。ある一言、ある一瞬が軌道を決定的に変えてしまう。科学者のような冷徹な視点で人間関係を語るその言葉が平野さんらしいなと思う。 この比喩を読んだとき思ったのは、小学校の出席番号が近いというだけで大人になっても仲良くいられる友人は、実はとんでもない奇跡の産物なのかもしれない、ということ! 偶然あいうえお順が近く、同じ教室になり、声をかけ合い、共通の話題で笑い合える。それ自体がすでにミラクルだし、確率で言うと1万分の1とかのレベル。 平野はこの小説の中で恋愛関係が深まることを奇跡と表現していたが、それは恋愛に限った話ではなく、人間関係そのものすべてに当てはまるように思う。奇跡とタイミング、タイミングと縁。人と人の出会いとは、運命の悪戯なのかもしれない。そう思うと、身近な縁のひとつひとつがまったく違う輝きを帯びてくる。 この物語は2019年に映画化もされており、蒔野を福山雅治、洋子を石田ゆり子が演じている。石田ゆり子の知的な雰囲気と可憐さが洋子にぴったりだと思うので、映画版もぜひ観てみたいと思っている。 『マチネの終わりに』は、恋愛小説でありながら、人と人が出会うことの不思議さを深く問いかける作品だった。平野啓一郎は、やはりいい作家だ。


なつまる@jinbe17082026年2月16日読み終わった二人の出会いの夜に語り合った「未来は常に過去を変えてる」。これこそが、この作品の柱になっているように思う。 この時に蒔野と洋子はお互いに、自分の心臓を半分ずつ交換して預けてしまったのかもしれない。自分が生き続ける限り、この心臓が止まる最後まで、彼らは自分の中で彼(彼女)と共にあるのだと。 分別のある、成熟した大人同士だからこそ、相手を思う気持ちといくらかの諦観が引き際をわきまえさせてしまい、切ない。 心から共鳴し、呼応し合える喜びに溢れた二人が会話をもっともっと読みたかったが故に、早苗が犯した罪は許せない。最後まで早苗への嫌悪感が消えないくらい、どっぷりとこの世界に浸ることのできる素敵な作品だった。




おみかん@omikan2026年2月14日読み終わった本を読む悦楽を存分に堪能した。平野啓一郎はすごいなぁ。力量が段違いだと思う。引き込まれ考えさせられ聡と洋子と一緒に生きた。 ラストシーンの私の解釈は、2人は恋愛からもう一段高いステージで出会い直したのではないか。現実の世界で一緒になるかならないかを超えて、もう何があっても別れないんじゃないかな。

- こうた@spn3452026年1月28日読み終わった「人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか?」 追いコンの時に感じたあれだ。 「恋の効能は人を謙虚にさせることだった。年齢とともに人が恋愛から遠ざかってしまうのは、愛したいという情熱の枯渇より、愛されるために自分に何が欠けているのかという、十代の頃ならば誰もが知っているあの澄んだ自意識の煩悶を鈍化させてしまうから。美しくないから快活でないから自分は愛されないのだという孤独を、仕事や趣味といった取柄は、そんなことないと簡単に慰めてしまう。ただあの人に愛されるために美しくなりたいと夢見ることを忘れてしまう。」 「孤独というのは、つまりは、この世界への影響力の欠如の意識だった。自分の存在が、他者に対して、まったく影響を持ち得ないということ。持ち得なかったということ。」 他者に積極的に影響されていきたいと思った。無理に影響されて言動にまで移さなくてもいい。相手の考えや価値観を尊重し、認めて、自分の中で咀嚼して、答え合わせをするように送り返したい。 人が一緒にいる理由とか、「共に生きる感覚」「主語が1以上になる感覚」ってこれなんじゃないかな。お互いに少しばかりか、影響を与え合って認め合っているという実感こそ、孤独感を消し、帰属感(ここにいても大丈夫なんだ)という安心感を生み出すことができる。 社内でもコミュニケーションでも大事にしたい。「他者への影響実感⇆帰属感/孤独感」の公式ならば、新卒は圧倒的に孤独になる。 弊社に入社する方々は、学生時代おそらく大変素敵な活動をして、他者に沢山の素敵な影響を与えてきた。それが社会人になると、分厚い社会の1番下の1枚になる。何も出来ないひよこの鳴き声を聞いてくれる人は少ない。他者への影響力という観点では100点から一気にマイナスへ落ちる。だからこそ、きっと沢山の新卒が孤独感で苦しんでいそうだな。 そんな時自分は、ちゃんと考えや意見を尊重し影響される人でありたい。「今日実は〇〇から学んだことがあってさ」「その考えいいね、新しい!ありがとう!」こんな言葉を大事にしたい。無理にはちゃうから、心からそう思える状態・人でありたいな。 少しでも孤独感を減らし、帰属感を溢れて出社できる人を増やせる人でありたいな。 洋子の決断 罪悪感に浸ることすらどこか偽善的に感じるほど、縋るように牧野を想った。 幸福とは、日々経験されるこの世界の表面に、それについて語るべき相手の顔がくっきりと示されることだった。 憤懣や悲哀でさえ、愛に供される媒介の資格を与えられていた。
yuki@yuki00462026年1月3日読み終わったかつて読んだ久しぶりに再読。 やっぱり1番好きな恋愛小説だなぁ。 時を経たらマネジャーの三谷さんのことも理解出来るかもなと思ったけど、やっぱり狡さと傲慢さが許せないかなぁ、、、笑 すごく思い合ってた愛し合ってた2人なのに運命の悪戯で引き裂かれてしまったところは人生の不条理さと切なさを感じずにはいられず胸が震えてしまう。 一度きりの人生で自分よりも相手のことを大切に思って、愛してるからこそ相手の人生を尊重して、関係を断つという選択を取るのが凄く共感出来て何にも言えないっす、、、



えび@robi_xiaoEB2025年12月16日読み終わった平野啓一郎「マチネの終わりに」#読了 大人の恋愛って、落ち着いて見えてもずっと綱渡り。好きだけでは越えられないタイミングと、“言えなかったこと”の積み重ね。そこを都合よく端折らず、悲劇として消費もしないから、読んでいるあいだずっ〜と美しかった。素晴らしい読了感です…



- セルジオ@sergio2025年10月25日読み終わった未来によって過去も変えられる。読み始めた初日に出てきた言葉に惹かれて読み進めています。小峰洋子さんがすてきで、言葉や仕草、情景描写、なにが彼女をすてきに感じさせるのだろうと思いながら。



- あいうえお@g4bhg9m2025年10月3日読み終わった本書は、才能あるギタリストの蒔野聡史と国際ジャーナリストの小峰洋子が、40代という人生の折り返し地点で出会い、互いに強く惹かれ会う姿を描いた物語です。 「最後の恋」と知っているがゆえの切なさが胸を打ちます。若いころの恋愛のように衝動的に動けず、社会的責任や周囲への配慮、過去の失敗への恐れが二人をすれ違わせていく。その慎重さや迷いが、逆に二人の感情の深さを際立たせ、大人の恋のリアルな苦さと美しさを感じさせます。 芸術や言葉の力が丁寧に描かれていて、読後には「時間を超えたつながり」や「諦めることと愛することの境界」について考えさせられる作品です。


- こた@kota0542025年9月25日読み終わった自分の中で最高な恋愛小説の1つになった! 牧野と洋子の最初の会食での会話が1本のツーと通った芯となっていて、終始心地良いくらい苦しいキュンキュンを感じながら読めた!分人もふんだんに使われていて、新書読みたくなったし、売れてる理由もわかった!おもしろい!




ごま@koalakko2025年9月20日読み終わったこちらも学生ぶりに再読。 登場人物は年齢もキャリアも全然違うけれど、一瞬で惹かれる相手、運命だと感じること、すれ違いは自分も経験があるので、思わず共感しながら読んだ。 お互い想い合っているのに、想い合っているがゆえにすれ違ってしまうのが側から読んでいるとなんとももどかしい!!笑 ラストはロマンチックで、じんわりと胸の中にきらきらが広がっていった。 未来は過去を変える、という考え方は救いだなと思う。
ぽっぽ@risu_pocchi2025年8月23日読み終わった1日の終わりに深くて大人な恋愛小説だった 途中苦しい場面が続いて読み進めるのが辛かった、、 登場人物の中で心の底から幸せを感じられている人はいなかった気がするし、自分の心の裡とは反対に生活はどんな形であれ進んでいくということを否応なしにも突きつけられた 引用だったり難しい話が多いからじっくり理解しながら読み進めた 最後の方に出てくるマルタとマリアの話が興味深い 愛とはその人のためにできることをなんでもやってあげることなのか、それともただ隣にいてその人の理解者でいることなのか、、 この本を読んで、自分にとっての幸せや、過去と現在の関係性について考えさせられた 自分の信念に従って洋子さんのように美しく生きたい








碧@Hellebore_4962025年7月24日読み終わった愛、芸術、世界情勢、PTSD、経済。恋愛小説であるものの様々なテーマが織り込まれていた。 高校生の頃に買って少し開き、以来ずっと本棚に仕舞われていた本。今読めたことを幸運と思う。 始まりの心地の良さに浸り、それを破壊する中盤にはかなり感情移入した。 過去と未来の一節はよく知られているから、それとは別に印象に残っている言葉を引用する。 「美しくないから、快活でないから、自分は愛されないのだという孤独を、仕事や趣味といった取柄は、そんなことはないと簡単に慰めてしまう。そうして人は、ただ、あの人に愛されるために美しくありたい、快活でありたいと切々と夢見ることを忘れてしまう。しかし、あの人に値する存在でありたいと願わないとするなら、恋とは一体、何だろうか?」


つのとしっぽ@horn_and_tail2025年7月6日読み終わったずっと積んでいた一冊。 お互いに相手を想うあまり、すれ違ってしまう蒔野と洋子にもどかしくも共感してしまう。離れても尚想い合っている相手と現世で巡り逢えることは奇跡に近い。ツインレイみたいなふたりだ。


cの本棚@chiirice2025年7月6日読み終わった土日2日間で一気読み とてもよかった、溶ける 言葉のフレーズや話の展開、お話の終わりまで、芸術的すぎて余韻ある ハラハラ、ドキドキ、イライラ、(その他感情諸々)、感情揺さぶされまくりの小説だった

cの本棚@chiirice2025年7月5日読み始めた@ 自宅なんと2023年11月23日にブックオフで購入してから、積読されていました📚🫢 職場の本仲間がみんな読了済みで、急に読みたい気持ちになりました しっとり進むストーリー。これからどうなっちゃうの…と気になって、するする読んでしまった 平野啓一郎さんの小説で一度挫折してしまい、それから読める自信なかったのだけど読み進められている 積読している間に、読める人間になれたみたい📖 成長を感じます

まめしばわんこ@uutan_mikky2025年5月15日かつて読んだ再読中冒頭部、他の誰にも分からない暗号のようなグレン・グールドについて交わしたやり取りがこの上なく甘くて好き。かつて交わした言葉、言われた言葉、言った言葉を擦り切れるほど再生して、あぁこれはオルゴールのように甘い、恋愛に満たないものなのだ。と思い出したこの本を再読して欲を満たす。


もちこ@mochi_books2025年3月12日読み終わったタイトルから醸し出される雰囲気の通り、ドラマチックでとても美しい物語だった。 序章にもあったけどスケールが大きすぎて共感できるところがあまりなくどう読んだらいいのかと思いながらひたすら文字を追っていった。 抱きしめたいとか触れたいとかよりも"会って話がしたかった"という表現がよく出てきたのが大人の恋愛という感じがした。 その人自体を思い出すより、ふとした時に言われた一言なんかを思い出す時の方が切なさ増す気がするな! 村上春樹さんが読書は登山に似ていると言っていたけど、初心者コースでも楽しめる本を書いてくれる作家さんは親切だなと思う。 クラシックの知識が皆無なので作中に出てくる曲全然わからなくて残念🥲映画の方も観てみたい 個人的なビジュアルのイメージは佐々木蔵之介と滝川クリステル💭







猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ音楽や芸術は人を繋ぎ合わせる効力を持つものだと感じる。一度は熱烈に引き寄せられて離れてしまった二人が、数年ぶりに音楽の力を通じて再開するというのは非常に良かったな。 情熱的な恋愛というものは、一度の衝撃は大きくても持続性は少ないからこそ、月日を経て再び共鳴し合う(それも音楽というもののの繋がりで!)というのがロマンチックだった。



空白@shi_______ro_2025年1月7日読み終わったまた時間をおいて、年齢が少し上になった時に読むと違った印象になるかもしれなくて、ぜひ読み返したいと思う作品だった。 人は、美しい思い出で十二分に生きていけるのかもしれない。とても素敵な作品だった。
Corps Revive@btbjpcp2022年5月17日かつて読んだ時間軸(過去、未来、現在)の連関 実存と運命 「愛」とは、 芸術の本質、生業としての芸術 静寂を破る不要な創造的行為としての音楽 エスニシティと民族性、(ナショナル)アイデンティティ 被曝、差別、ラベリンググローバリズム 格差と貧困、ウォール街 資本主義社会において経済学者とはかくあるべきか? 色々なテーマが重層的に描かれ深く考えさせられる そして小説としても素晴らしい作品でした おススメです(小説>映画) イラク侵攻が1つの大きなテーマだったけど、中東事情の知識がなくてあまりピンとこなかったのが心残り あと、クラシックギターもいまいちわからん またいつか読み直したいな


- planetoshi@planetoshi1900年1月1日かつて読んだ話の流れで、自分の感情のアップダウンが激しくなる本だったから、少し読み進めるのがきついところもあったけど、読み終えると良い本に出会えたなという気持ち。その後映画も観たけど、やっぱり小説の方が面白い。

cat-rose@sayaka-ralph1900年1月1日読み終わった映画は未だなのですけれど、映画のサントラ買ってしまった...再読でしたが、 音楽とともに読むとまた良いかも。クラシックギターの音色がする小説。 人物が鮮明で、生きている。風景が眼に浮かぶ。ヨーロッパ、中東、日本。 今の時代だからこそ、また読みたいかもしれないし お勧めです。







































































































