チャモピーピーチャマ "民族とネイション" 2026年2月2日

民族とネイション
第1章でエスニシティ、民族、国家、ネイションについての定義と相互関係の類型を確認したのち近代国家以降の個別具体事例をざっとみるという構成。総論が見たかったので2-4章は流し読みしてしまった すみません ネイションと国家の相互関係(ディアスポラのように国家に少数民族としてネイションが入っている場合とか、アラブ国家のようにアラブ民族というクソデカネイションの中に国家がある場合とか)について、頭が整理された感じがある。歴史なり政治なりで民族とネイションが合致する場合は少ない、むしろ近代国家が作為によって境界を引いていることを考慮すれば一致しないことが自然と書いてあってなるほど〜と思っている あとがきの、ナショナリズム研究において個別具体の事例なしに考えることはできないという節が印象的だった。ベネディクトアンダーソンの場合、インドネシアでは「マレー語という公用語を共有するネイションとしてのインドネシア」というふうにネイションと国家が接近しているためエスニックの説明が手薄になっているという指摘、これから『想像の共同体』読もうとしてた身からすると大変ありがたい、、 個別具体の事例に取り組む必要があるといわれちゃったので、一旦は日本ないし東アジアのナショナリズムについて考えるかね 次は小熊英二『単一民族神話の起源』かなあ
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