
ジクロロ
@jirowcrew
2026年2月2日
特性のない男
ローベルト・ムージル,
大川勇,
白坂彩乃
読んでる
それでも総体として、あるいは平均としては、つねに可能性は可能性のままであり、いつまでも可能性でありつづけるだろう。その反復が終わるのは、現実のものが想念上のものより上位に置かれることはないと考える人間が現れるときである。新たな可能性に初めて意味と形を与えるのはそういう人間であり、彼こそが可能性を目覚めさせるのだ。
(第1巻第4章)
現実よりもより相応しい現実があると信じること。
そうすることにより、可能性が可能性にとどまらず、おのずとかたちになりはじめるということ。


