
カミーノアン
@kaminoan3699
2026年2月2日

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結婚を「愛」ではなく、制度として捉え直す一冊。やや同じ説明が繰り返されるものの、そのぶん結婚が何を担ってきたのかが整理されていく。
かつて結婚は、家系の維持や生殖、家族による生産といった広い意味での「仕事」の一部だった。それが近代化のなかで、私的な幸福のための制度へと意味を変えてきた。
結婚が「脱生殖化」され、「性愛化」することで、同性婚も意味のあるものとして理解可能となる。ただし、制度として認められることと、多様な親子関係や共同性がきちんと扱われることは別の話だ。
結婚は今や、人生に組み込むかどうかを選べる「パーツ」となった。だからこそ、どんな共同性を、どんな制度で承認するのかという問いは、簡単には片づくものではない。
フランスのPACSのような制度を知ると、結婚以外の承認のかたちにも、もう少し目を向けてみたくなる。









