がんじ〜 "戦前音楽探訪" 2026年2月3日

がんじ〜
がんじ〜
@ganjiii
2026年2月3日
戦前音楽探訪
戦前音楽探訪
寺尾紗穂
寺尾紗穂さんは、単に音楽家というだけでは物足りない、特徴的な活動をずっと続けている。ライブで訪れた地域の図書館で地域に伝わる歌を掘り起こし、現代的に甦らせる。日本の植民地政策でパラオに渡った移民たちにインタビューし、書籍にまとめる、などなど。いずれも普通の音楽家ではできない(というか、しない)活動だ。それらは彼女の中ではつながっていて、きっとアウトプットの形が違うだけなのだろう。そこにアーティストとしての強い意志、一貫性を感じる。 戦前に流行したさまざま音楽を取り上げたこの著作でも、その視点は一貫している。特にドリフの大爆笑と隣組のつながりは面白い。ドリフターズは他にも軍歌や戦前の俗歌を替え歌にしているようだが、思えばそもそもリーダーのいかりや長介を志村・加藤がおちょくるコントの構造も、どこか権威を皮肉った視点が含まれていたのである。
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