
🌜🫖
@gn8tea
2026年2月4日

ウォークス 歩くことの精神史
レベッカ・ソルニット,
東辻賢治郎
気になる
『何もしない』 ジェニー・オデル p45〜46
「立ち止まって耳を傾けている時間と、注意を維持させる構造が持つ迷宮的性質とのあいだには重要な共通点がある。それは、どちらもある種の中断が起こること、つまり、慣れ親しんだ領域から離脱が成立する点だ。…(中略)…それがたとえ束の間で一瞬のものだったとしても、そのような状況を伴う場所や時間は「隠遁(リトリート)」なのであり、長期のリトリートにそういう効果があるように、もとの場所に戻ったときの日常生活の視点に影響を与える。
…(中略)…
レベッカ・ソルニットは、その著書『ウォークス 歩くことの精神史』に、サンフランシスコのグレース大聖堂の敷地内にある迷宮を歩いたときのことを書いている。そのとき彼女は自分が街中にいることを忘れた。「私はその円環にすっかり夢中になって、傍らにいる人の姿が目に入らなくなり、街の喧騒もほとんど聞こえず、六時を告げる鐘の音にも気づかなかった」」
