
碧の書架
@Vimy
2026年2月4日
コンフィデンシャル・ゲーム
石井仁蔵
読み終わった
歴史フィクション@碧の書架
読了。短編5本、さくっと読めて面白かったです。
すっごく簡単にあらすじを書くとすると…
1話目、ナポレオン麾下、ワーテルローに参戦した兄の為にセントヘレナへ向かった想い出を語る男。
2話目、アメリカ独立戦争後、憲法制定会議のメンバーの中で苦労するフランクリン。
3話目、キューバの核を回収する為、カストロ、ゲバラと交渉するミコヤン。
4話目、女性参政権を求めて、かつて女官として仕えたヴィクトリア女王にチェスで挑む女性。
5話目…あーこの明治日本のあらすじが難しいな…wんー…将棋の名人小野五平の気まぐれでチェスを習った少年は、森有礼に連れられ鹿鳴館で外国人とチェス勝負をする夢を叶える。長じて彼は陸軍に入隊し、日清、日露に出征する。
…うん。うまく書けませんでしたwなんかもっと群像劇みたいな感じです。偉人が複数登場します。
全ての話にチェスが登場しますが、明確に連作ではありません。文章の雰囲気も、話によって違います。最終話だけ、これまでの総括のように過去の話がふわっと出てきます。
あくまで私の感覚ですが、全体的に余計な文字が少なく、文章の密度が濃い感じがしました。短編の中にお話がギュッと詰まってます。あらすじに書いたような一本の話ではなく、見事に複雑に多くの登場人物が関わってきます。
でも、難解ではなく娯楽としてするっと読める。歴史好きとして楽しい時間でした。



