歌子Bookland "日本の人魚伝説" 1900年1月1日

日本の人魚伝説
既に見た目が若い人のことを、「人魚の肉でも食べたんですか?」と言うセリフがよく繰り返されたものですが、まさに日本人にとって人魚とは何なのか?人魚に見間違われた生物は何だったのか?そして人魚を食べると不老不死という根拠…など興味深い分析が、この著書では述べられています。人魚のミイラと言われるもの、また、人魚をさばいている昔の絵などをもとに、民族学的な視点などを論じていてとても面白かったです。 実際には、どうでもいい人魚の話ではあるのに、当時の人々が人魚の何に驚き面白がっていたかがわかってきて、そういうことの全てが今の人間の中にも面白いと感じる部分がかすかにも残っているのが、興味深いことだなぁと思いました。
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