しおり "暁星" 2026年2月5日

しおり
しおり
@Kaffee5888
2026年2月5日
暁星
暁星
湊かなえ
結論、SNSとかで大々的に取り上げられている程の感動は自分には感じれなかったが、刺さる層には刺さるんだろうなぁという感じでした。 ただ、雰囲気も題材も結構好きな類だったのでページを捲る手は止まらなかった。「面白い」で片付けられる作品ではないとは思う。 宗教に絡めた作品であると言うこと、そして数年前に起きた事件とかなり親和性の高いところから読む人が読めばかなりきつい内容なのだろう。 彼らの生き方は似て非なるものだと感じた。 半分こ、ではないのだろう。 『ただ、守りたかった』それが彼の生き方で覚悟を感じた。一方はネタバレになるので控えるが、なんというか…幼い感じがする。どちらかと言えば、依存をしているだけに見える。それもまた、環境などに恵まれなかったせい、とも言えるだろうが、生き方があまりにも違うと思うのだ。だからこそ、惹かれあったのかもしれない。 夜明け前の時間のような空気感がずっと立ち込めていて、この夜がきっと明けることは無いのだろうけれど、それでも朝を待ち続けている人たちの作品だと思う。星は昼には見えない。だから夜を生きた。ただ、愛されたかっただけなのにね。静かな夜のような作品でした。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved