
おさとうトマト
@fptoma
2026年2月5日
読み終わった
私たちの身近にある課題と照らし合わせながら進んでいく構成で、カントやヘーゼル、ハイデガーが様々な問題に対して、どのように向き合ったのかを読み解くことができる一冊。
私たちが生きる現代は、執筆当時の社会環境とはもちろん異なるし、社会が抱える問題も違う。それでも彼らが唱えた哲学が現代を生きる私たちに響くのが純粋にすごい。
個人的には、ハイデガー『存在と時間』を通して「空気を読む」ことを分析した内容が面白かった。「みんながやっているから」という空気を読むことで、ちょっとずつ責任から逃れている感じがある。でもそれは確かに、不安と向き合っていないということだ。

