
ジクロロ
@jirowcrew
2026年2月5日
国家 上
プラトン,
藤澤令夫
読んでる
(ソクラテス)
ところで、罰の最大なるものは何かといえば、もし自分が支配することを拒んだ場合、自分より劣った人間に支配されるということだ。立派な人物たちが支配者となるときには、こういう罰がこわいからこそ、自分が支配者になるのだとぼくは思う。彼らはそのとき、支配することを何か善いことであると考えたり、その地位にあって善い目にあうことを期待したりして、支配に赴くわけではないのだ。支配をゆだねてもよいような、自分以上にすぐれた人たちも、あるいは自分と同等の人たちさえも見出せないために、万やむをえぬことと考えてそうするのだ。
(p.85)
選挙前に知っておきたかった、知っておいて欲しかった言葉。
ここに描かれた覚悟というものはあまりにも眩しすぎる。
「万やむをえぬ」、これを本当の「覚悟」というのだろう。