citizen_one "きみは赤ちゃん (文春文庫)" 2026年2月5日

きみは赤ちゃん (文春文庫)
正直に言う。「それなり」に面白かった。 川上さんの出産育児エッセイということで、期待が高まりすぎたのだろう。もちろん、面白くなかったわけではないし、スルスル読めた。いくつかなるほどな、と思うところもあった。 一番良かったのは、出生前診断を受けるという章で「きみよ、生まれてこい。私が全て受けとめる」といような一文があったが、ここはキラリと光る良い文だと思う。 一方で、産後クライシスによって男性批判を語るところでは、ちょっと違うな、という印象が拭えなかった。 他の方の感想を読むと、評価はいいようだけれど、個人的にはその他の育児エッセイとくらべて非常に優れている、という印象はもてなかった。
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