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citizen_one
@citizen_one
  • 2026年2月17日
    百冊で耕す
    百冊で耕す
    近藤康太郎さんにハマって続けて読んでいる。 本の読み方について惜しげもなく方法を語ってくれていてありがたい。その紹介の仕方も、ビジネス本のような羅列ではなく、血の通った文章で綴られていて、読み物としての価値も十分あると思う。
  • 2026年2月15日
    本をすすめる
    本をすすめる
    とても、良い本だった。それ以外の言葉はいらない。
  • 2026年2月15日
    夏物語
    夏物語
    面白かった。でもあまり川上さんの作品とは相性が良くないらしい。
  • 2026年2月5日
    きみは赤ちゃん (文春文庫)
    正直に言う。「それなり」に面白かった。 川上さんの出産育児エッセイということで、期待が高まりすぎたのだろう。もちろん、面白くなかったわけではないし、スルスル読めた。いくつかなるほどな、と思うところもあった。 一番良かったのは、出生前診断を受けるという章で「きみよ、生まれてこい。私が全て受けとめる」といような一文があったが、ここはキラリと光る良い文だと思う。 一方で、産後クライシスによって男性批判を語るところでは、ちょっと違うな、という印象が拭えなかった。 他の方の感想を読むと、評価はいいようだけれど、個人的にはその他の育児エッセイとくらべて非常に優れている、という印象はもてなかった。
  • 2026年2月4日
    リミタリアニズム 財産上限主義の可能性
    リミタリアニズム 財産上限主義の可能性
    面白かった。考えたことなかったけど、なるほど所得制限に条件を設けてあとは社会還元(分配)すべき、というのはいままでどうして思いつかなかったんだろう、と感じた。 いくらが上限に設定されるべきか、など議論がありそうだけど、本書の主張はなかなか良い落とし所を提示していると思う。 また、イーロンマスクなど超富裕層が世界の富をどれだけ握っているのかをよくわかっていなくて、本書で具体例と共に示されると、あらためてこんなに差があったのねと愕然とする。 最終章で具体的な目標がいくつか示されているのも良い。そして、やはり新自由主義はさまざまなところで害悪を惹き起こしていることを感じた。
  • 2026年1月31日
    ヘルシンキ 生活の練習
    子育てエッセイかと思ったら、けっこう社会学的な考察も含めた読み物でもあって、意外だった。多くの人が言っているように、フィンランド最高!という内容ではなく、北欧にもしんどいこがあるよね、と冷静に見ている著者は、さすが社会学者だと思う。 何がすごいって、三十代半ばで小学校入学前の子どもと0歳の子どもがいて、それまでにも子どもがいなくても女性にとってはハードなアカデミックキャリアをちゃんと築いていて、それで自分1人で子連れ海外生活を始める決断ができて、なんとか回していること。すごすぎる。すごすぎる。 かなり話題になっていたのでもっと軽いエッセイだと思っていた。こういう内容でも多くの人は読んで面白いとかんじるのだなとちょっと意外だった。
  • 2026年1月26日
    人間とは何だろうかーー脳が生み出す心と言葉
    後半の議論が面白かった。著者が理系の教授だからかもしれない。
  • 2025年12月24日
    自己との対話 社会学者、じぶんのAIと戦う
    相変わらずAIの使い方を模索中なのでこの本を読んでみる。 吉見先生とAI吉見先生の対話がメインで、テーマが変わるごとに吉見先生の簡単な所見がのべられる。対話部分もけっこう突っ込んだ議論をしていて面白いし、AIがかなりいい加減な答えをし続けて、吉見先生に詰められてごめんなさいさせられるところを読むと、まあ、本当にAIなんて信じるもんじゃないなと思う。文章を書く人間としては、申し訳ないけど使い物のならない道具だと感じた。そのことがわかってよかった。 この対話は、吉見先生が授業で行ってきた、アタックミー!という形式の再現だそう。つまり先生が書いた論文とかを学生にボコボコにしてもらうこと。それを、先生がAIの自分に仕掛けるという構造。この試みは面白いと思う。勉強になる読んでよかったと思える本だった。しかし、AIとの対話が本になるって、時代だなー。
  • 2025年12月13日
    カウンセリングとは何か 変化するということ
    本そのものにいろいろ工夫が凝らされていると思う。 コラムはグレーの背景、カウンセリングの実践は上部に線が入っている。文体を変えたり、強調したり。わかりやすく、というのを念頭に書かれていることが伝わった。 ただ文章をツラツラと書くだけでなく、視覚的にも変化をつけていて、読者を飽きさせないよう配慮していると感じる。これは編集さんのアイデアなのだろうか。 著者の語りは優しくて、本全体が思ったよりかなり小説チックだった。私は面白かったけど、他の人はどう思うのかはよくわからない。こういう書き方は実験的でなんか新しいなと思わせる。 著者の語りは村上春樹+河合隼雄みたいな感じ。かなり強く影響を受けているのだろうな、とカウンセリングの話から感じた。河合・村上対談本で語られてることと内容は似てるような気がする。 長い本だったけど面白く読めた。
  • 2025年12月7日
    AI時代になぜ英語を学ぶのか
    タイトルに惹かれて購入。DeepLヘユーザーであり親でもある身として、英語学習が今後どうなるのかとても気になっていた。落とし所がどこなのかと気になりつつ読んだが、最終章でなるほどなと思えた。生成AIによって英語科はようやく使える英語を教えろ、という圧力から解放されると思うと、生成AIも悪いことばかりではなさそうだ。
  • 2025年11月27日
    考察する若者たち
    面白かった。 YouTubeなどでめにする彼女は明るくて可愛い文学少女、というソフトな印象だが、彼女は実際には頭脳明晰かつ社会をかなり冷静に見ていることがわかる。 メデイア出演者としての彼女の親しみやすいキャラという見せ方と、実際上の頭のものすごくキレる人間というギャップが面白い。 彼女が今ものすごく人気なのは、見せ方としての「明るいゆるキャラオタク」というイメージが、一般の人に好感を与えるからではないかと思う。大学の先生のようなエリート感を出していないが、実際には非常に頭が良い人だ。 そんなわけで、彼女が塾に行かずに(Z会で)京大に現役合格し、博士まで進学しているという事実に  改めて気付かされる。彼女は一般の人に寄り添う書き方や語り方をしているけれど、多くの人の頭脳は彼女の足元にも及ばない。(でも、彼女みたいになれるかなと淡い期待を抱かせるところがある。ライターとして売れっ子になりたいとか。それがいいことなのかはわからないが)。とてつもない読書量に裏打ちされた彼女の知性が光る本。 改めて見せ方が非常に上手い人だなと思った。 批判的になってしまったが、面白かったし、彼女の頭の良さに慄いた。 ところで、令和のヒットコンテンツといえば謎解きがあるのだが、なぜこの点には一切触れられていなかったのだろう。報われ消費の最たるものだが。
  • 2025年11月25日
    プラットフォーム資本主義
    プラットフォーム資本主義
    専門的な用語が大きく、アメリカ史や経済についてあまり知らない自分には難しいところがあった。プラットフォームが人々の欲望を駆動させている、という三宅香帆さんの意見を聞いて勉強として読んだ。短いのですぐ読み終わった。翻訳文がやや硬い印象。
  • 2025年11月25日
    生活史の方法
    素晴らしい本だった。名著。言葉が出ないくらい。岸先生の語りかけるような文体にいつまでも浸っていたい。心から素晴らしいと思える本。今年の新書大賞を取るのではないだろうか。
  • 2025年11月11日
    どうしたらいいかわからない時代に僕が中高生に言いたいこと
    久しぶりの内田樹。この人の語りはほんとすごい。難しいことをスラスラ説明してしまう。面白かった。
  • 2025年11月7日
    読書する脳 (SB新書)
    数時間で読み終えた。読みやすく面白かった。 読書から得られる満足感は、SNSなどから得られる外部刺激とは異なり、能動的に脳を動かすことから得られる内部刺激だそう。なるほど、だから読書は楽しいのか。 他にも、記憶とは記録ではなく、思い出すたびに再構成され生成され直すということも面白かった。 ポジティブセルフトーク(自分にポジティブな言葉をかけること)は自己暗示だと思ってたけど、実際に脳のドーパミンなどの分泌を促すらしい。知らなかった。これからポジティブセルフトークしよう。 脳科学って面白いよね、という話。 追記 快感ホルモンドーパミンは刺激を与えるので依存症になる可能性がある。対する幸せホルモンドーパミンは心を落ち着かせるよう作用する。外部刺激と内部刺激の違いは放出されるホルモンの違いとして説明できるかもしれない。
  • 2025年10月28日
    モヤモヤする正義
    モヤモヤする正義
    若い書き手だけどよくこれだけの文章を書くなあと感心してしまった。著者の個人的なエピソードも断片的に織り込まれていて、ちょっと話がだれてきたな、というタイミングでそれが挟まることが、良い効果を生んでいたと思う。在野の研究者、というか書き手だが、よく勉強していると感じた。少し話が長すぎる感じもあるが。 私はSNSについて詳しくないので、実際に使ってみた経験をもとにネット空間の問題を学術と組み合わせて語るところは色々勉強になった。全体として面白く読むことができた。
  • 2025年10月23日
    言語学者、生成AIを危ぶむ
    大変素晴らしい本だった。1日で読み終わってしまった。この本を書いてくださってありがとうございます。全ての人に読んでほしい。 私自身の生成AIに対する感覚とかなり重なっていて、それをきっちり説明してくれているので、読んでいてとても嬉しく思った。だが、生成AIに厳しい目を向けてきた著者でも、最後には研究を続ける上で生成AIを手放せないと思う、という結論に至ったことに衝撃を受けた。 やはり手放せないのか。だが、著者の迷いや批判を一緒に体感するなかで、ポジティブに使う方向に自分が傾いたことが良かった。
  • 2025年10月18日
    マンガ日本の古典(1)
    医学の最先端の人と話をしていると、いつも日本人ってなんだろうなと思うことがあったので、まずは漫画で読んでみた。そうか、日本人の八百万の神という考え方は思っていた以上にありとあらゆるものに神性を見出していて、そりゃ西欧とは考え方が全く違うわけだ。引き続き文章でも読んでみる。この物語の先に天皇がいるんだなとわかった。
  • 2025年10月13日
    ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる
    いま流行りの本。思ったより読み終わるのに時間がかかった。 著者は英文学者なので古典などに詳しいが、同時にサブカルにもかなり詳しくていったいいつ漫画など読んでいるんだろうかと不思議になった。 最近は学術✖️サブカルというテーマの本がよく売れている気がする。
  • 2025年10月10日
    文学界 2025年 11月号
    AIの特集というテーマに惹かれて購入。結果、かなり使っている人と使っていない人の間でグラデーションがあるけど、使っている人やポジティブな印象の人が多いのだと面白く感じた。 村田沙耶香さんがAIとよく会話しているというのはちょっと意外だった。 私が大事だなと思ったのは、「AIヴィーガン」という言葉と考え方。 「Chat GPTとのやりとりはエネルギー消費がすごくて、データセンターの冷却にものすごい量の水が必要なので」環境負荷がすごいことになる、という点が日本でほとんど認知されていないことに違和感を感じる。 企業はイケイケドンドンでAIエージェントの使用を社員に義務付けているけど、エコフレンドリーを謳う大企業が環境負荷の高いことを社員に推奨するってどうなのか。 また「あんたのくだらない質問のために何リットルも水を使ってる」というChatGPTの回答にあるように、ちょっと人に聞きにくい愚痴みたいにな悩みをAIに聞くことが自然破壊される、という事実はもっと広めるべきでは? そういうことも考えた上でAIとの付き合い方を考えることが望ましいと思う。
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