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  • 2025年11月27日
    考察する若者たち
    面白かった。 YouTubeなどでめにする彼女は明るくて可愛い文学少女、というソフトな印象だが、彼女は実際には頭脳明晰かつ社会をかなり冷静に見ていることがわかる。 メデイア出演者としての彼女の親しみやすいキャラという見せ方と、実際上の頭のものすごくキレる人間というギャップが面白い。 彼女が今ものすごく人気なのは、見せ方としての「明るいゆるキャラオタク」というイメージが、一般の人に好感を与えるからではないかと思う。大学の先生のようなエリート感を出していないが、実際には非常に頭が良い人だ。 そんなわけで、彼女が塾に行かずに(Z会で)京大に現役合格し、博士まで進学しているという事実に  改めて気付かされる。彼女は一般の人に寄り添う書き方や語り方をしているけれど、多くの人の頭脳は彼女の足元にも及ばない。(でも、彼女みたいになれるかなと淡い期待を抱かせる。ライターとして売れっ子になりたいとか。それがいいことなのかはわからない)。とてつもない読書量に裏打ちされた彼女の知性が光る本。 改めて見せ方が非常に上手い人だなと思った。 批判的になってしまったが、面白かったし、彼女の脅威の頭の良さに慄いた。
  • 2025年11月25日
    プラットフォーム資本主義
    プラットフォーム資本主義
    専門的な用語が大きく、アメリカ史や経済についてあまり知らない自分には難しいところがあった。プラットフォームが人々の欲望を駆動させている、という三宅香帆さんの意見を聞いて勉強として読んだ。短いのですぐ読み終わった。翻訳文がやや硬い印象。
  • 2025年11月25日
    生活史の方法
    素晴らしい本だった。名著。言葉が出ないくらい。岸先生の語りかけるような文体にいつまでも浸っていたい。心から素晴らしいと思える本。今年の新書大賞を取るのではないだろうか。
  • 2025年11月12日
    難民と市民の間で
    10年以上前の本だけど、すごい本だった。
  • 2025年11月11日
    どうしたらいいかわからない時代に僕が中高生に言いたいこと
    久しぶりの内田樹。この人の語りはほんとすごい。難しいことをスラスラ説明してしまう。面白かった。
  • 2025年11月7日
    読書する脳 (SB新書)
    数時間で読み終えた。読みやすく面白かった。 読書から得られる満足感は、SNSなどから得られる外部刺激とは異なり、能動的に脳を動かすことから得られる内部刺激だそう。なるほど、だから読書は楽しいのか。 他にも、記憶とは記録ではなく、思い出すたびに再構成され生成され直すということも面白かった。 ポジティブセルフトーク(自分にポジティブな言葉をかけること)は自己暗示だと思ってたけど、実際に脳のドーパミンなどの分泌を促すらしい。知らなかった。これからポジティブセルフトークしよう。 脳科学って面白いよね、という話。
  • 2025年11月5日
    ハンナ・アレントの教育理論
    面白かった。
  • 2025年10月28日
    モヤモヤする正義
    モヤモヤする正義
    若い書き手だけどよくこれだけの文章を書くなあと感心してしまった。著者の個人的なエピソードも断片的に織り込まれていて、ちょっと話がだれてきたな、というタイミングでそれが挟まることが、良い効果を生んでいたと思う。在野の研究者、というか書き手だが、よく勉強していると感じた。少し話が長すぎる感じもあるが。 私はSNSについて詳しくないので、実際に使ってみた経験をもとにネット空間の問題を学術と組み合わせて語るところは色々勉強になった。全体として面白く読むことができた。
  • 2025年10月23日
    言語学者、生成AIを危ぶむ
    大変素晴らしい本だった。1日で読み終わってしまった。この本を書いてくださってありがとうございます。全ての人に読んでほしい。 私自身の生成AIに対する感覚とかなり重なっていて、それをきっちり説明してくれているので、読んでいてとても嬉しく思った。だが、生成AIに厳しい目を向けてきた著者でも、最後には研究を続ける上で生成AIを手放せないと思う、という結論に至ったことに衝撃を受けた。 やはり手放せないのか。だが、著者の迷いや批判を一緒に体感するなかで、ポジティブに使う方向に自分が傾いたことが良かった。
  • 2025年10月18日
    マンガ日本の古典(1)
    医学の最先端の人と話をしていると、いつも日本人ってなんだろうなと思うことがあったので、まずは漫画で読んでみた。そうか、日本人の八百万の神という考え方は思っていた以上にありとあらゆるものに神性を見出していて、そりゃ西欧とは考え方が全く違うわけだ。引き続き文章でも読んでみる。この物語の先に天皇がいるんだなとわかった。
  • 2025年10月13日
    ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる
    いま流行りの本。思ったより読み終わるのに時間がかかった。 著者は英文学者なので古典などに詳しいが、同時にサブカルにもかなり詳しくていったいいつ漫画など読んでいるんだろうかと不思議になった。 最近は学術✖️サブカルというテーマの本がよく売れている気がする。
  • 2025年10月10日
    文学界 2025年 11月号
    AIの特集というテーマに惹かれて購入。結果、かなり使っている人と使っていない人の間でグラデーションがあるけど、使っている人やポジティブな印象の人が多いのだと面白く感じた。 村田沙耶香さんがAIとよく会話しているというのはちょっと意外だった。 私が大事だなと思ったのは、「AIヴィーガン」という言葉と考え方。 「Chat GPTとのやりとりはエネルギー消費がすごくて、データセンターの冷却にものすごい量の水が必要なので」環境負荷がすごいことになる、という点が日本でほとんど認知されていないことに違和感を感じる。 企業はイケイケドンドンでAIエージェントの使用を社員に義務付けているけど、エコフレンドリーを謳う大企業が環境負荷の高いことを社員に推奨するってどうなのか。 また「あんたのくだらない質問のために何リットルも水を使ってる」というChatGPTの回答にあるように、ちょっと人に聞きにくい愚痴みたいにな悩みをAIに聞くことが自然破壊される、という事実はもっと広めるべきでは? そういうことも考えた上でAIとの付き合い方を考えることが望ましいと思う。
  • 2025年10月6日
    現代免疫物語beyond 免疫が挑むがんと難病
    坂口志文先生、ノーベル生理学・医学賞受賞おめでとうございます。坂口先生の研究内容がわかりやすく書かれているこの本を読み返しました。
  • 2025年10月1日
    書くことがすべてだった
    書くことがすべてだった
    大変感動的な本だった。絶版なのがもったいない。いまや忘れられつつある批評家ケイジンの人生と文学の響き合いを活写した本。
  • 2025年9月29日
    をとめよ素晴らしき人生を得よ
    面白かった。シスターフッドという言葉は最近流行りな気がする。
  • 2025年9月23日
    文章作法事典
    AI時代に文章を書く意味ってなんだろうと思っていたが、第三章の<磨く>文体をしなやかに、という部分がとても勉強になった。AIにはできないことまだまだ人間は文章で表現できると分かり、前向きな気持ちになれた。
  • 2025年9月22日
    「謙虚な人」の作戦帳
    「謙虚な人」の作戦帳
    価値観リストをやってみて、自分にとって何が一番大事なのかがよくわかった。これはみんなやってみたら良いと思う。自分の人生にとって何が大事な要素なのかがすぐにわかる。私の場合は家族だった。成功や仕事、名声という要素が全くはいっていないのは分かっていたけど、やはりそんなものには興味がないことに改めて気付かされた。 私のコアバリュー 家族 健康 愛 幸福 思いやり
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