
雪村
@lastleaf_joker
2026年2月6日
ライ麦畑でつかまえて
ジェローム・デーヴィド・サリンジャー,
野崎孝
・世界一面白いツイッタラーのつぶやきをまとめたtogetterみたいな小説。冒頭の「母に捧ぐ」の回収もせず幾つかの伏線を投げっぱなしで終わっている。
多分、たった一人にでも自分の逃避行に着いて来て欲しかったのだと思う。それがたまたま妹のフィービーしかいなかっただけで、冒頭から振られ続けた主人公のホールデンに、フィービーだけがホールデンに着いて行こうとし、その時点でホールデンにポッカリと空いていた穴が満たされていたのだと解釈した。
『ライ麦畑で会うならば』をホールデンは『ライ麦畑でつかまえて』と間違えて覚えてしまったいる部分でもホールデンの深層心理が表れている気がする。