
どくしょ
@kkfm0307
2026年2月7日
西村賢太殺人事件
小林麻衣子
読み始めた
読み終わった
ちょっと……なんて言ったらいいか……。
9章までの中年カップルの日常in岡山は非常にチャーミングで、作品や作家名がどんどん出てくるのも面白かった。また、西村氏の癇癪や暴力についても決してやられっぱなしではなく、まいどんが気丈に振る舞っており、対等な関係であることも感じられたので読んでいられた。
でも、ところどころ怪しかったとおり10章ですべてがひっくり返ってしまう。ここまでの文才、仔細な記録は10章の自分が“まとも”であることを示すたものものにも思えてしまって、どこか哀しい。
フィクションにおける信頼できない語り手はだいすきですが、西村氏の言う“複雑な精神性”について考えてしまうぜ……。
健啖家たちの豪快な食事風景や、トランクスの上げ下げの儀式なんか楽しかったのになぁ。恋人たちの間でしか通じない冗談ってすきなんだよね
究極の私小説なのかもしれない