西村賢太殺人事件
24件の記録
ふじこ@245pro2026年2月10日読み終わった「自分の人生に責任、持てよ」故・西村賢太の元恋人である著者が書いた芥川賞作家との日々。不器用で、潔癖で、破滅型の私小説を書き続けた西村賢太という人に初めてちゃんと会えたような気がした。恰幅がよく、タバコを吸い、同じ作風の文章を延々と書き続ける無頼派というイメージだったが、実際はもっとお茶目で気の小さい人だったんだなあと感じた。恋人同士の微笑ましい話から一転、本書は10章で急に奇書へと変貌する。これまでにない、唯一無二の読書体験だった。
どくしょ@kkfm03072026年2月7日読み始めた読み終わったちょっと……なんて言ったらいいか……。 9章までの中年カップルの日常in岡山は非常にチャーミングで、作品や作家名がどんどん出てくるのも面白かった。また、西村氏の癇癪や暴力についても決してやられっぱなしではなく、まいどんが気丈に振る舞っており、対等な関係であることも感じられたので読んでいられた。 でも、ところどころ怪しかったとおり10章ですべてがひっくり返ってしまう。ここまでの文才、仔細な記録は10章の自分が“まとも”であることを示すたものものにも思えてしまって、どこか哀しい。 フィクションにおける信頼できない語り手はだいすきですが、西村氏の言う“複雑な精神性”について考えてしまうぜ……。 健啖家たちの豪快な食事風景や、トランクスの上げ下げの儀式なんか楽しかったのになぁ。恋人たちの間でしか通じない冗談ってすきなんだよね 究極の私小説なのかもしれない
あじさい@ajisai2026年2月1日読み終わった西村賢太は子供の頃から大事にしているぬいぐるみと一緒に寝ていたという話、『焼却炉行き赤ん坊』でぬいぐるみを引き裂いてゴミ箱に捨てた貫太のことを思い出すと胸を打つものがある。(2026-1)- 苦行淳之介@howling_moon2025年12月31日読み終わった誰もが思うことだろうが、最後の章が余計である。それまでの思い出話もさして面白くもないが、最後の章は何を読まされているのか、とさえ思う。
こけしちゃん@kokeshichan2025年11月27日読み終わった十章で評価が分かれると聞いており、たしかにそんな読後感。正直よく分からない本を読んだなあという感想。しかし、一気に読ませる筆力はすごい。 十章が著書の妄想か否かはさておき、それが著書の体験したと信じていることである以上読書があれこれ言うのもなあ。日本語教師をされていたそうだが、コロナ禍で仕事が減り、西村氏との関係が悪くなり、その上急死とあれば著書の方も大変だったろう。 もっと西村氏への恨みつらみ本かと思ったが、殴られても好きだったんだなあ、愛情深い方だなあと思った。西村氏の本はDV描写に耐えられず読まなくなったが、書かれていた境遇にも同情するものがあった。しかしやはり、そういう人と安定して関係を築くのは難しいだろう。











