
おかだ
@sheisall
2026年2月6日
ある翻訳家の取り憑かれた日常
村井理子
読み終わった
翻訳家村井理子が、ウェブマガジンで連載している日記の2023年の1年間を本にしたもの。双子の息子の家事育児、義父義母の介護、大型犬の世話をしつつ、常に3.4冊の翻訳を同時にこなしている(しかも五年前には心臓病の手術もしている‥!)スーパーウーマンですね‥と思うが意外とへこんだり、元気なかったり、何もする気がなかったり、てんぱったり、料理を作らなかったりする普通の人で、毎日文字数に辟易しながら翻訳をやっつけている様子に、こちらも一冊翻訳終了すると頑張ったね!えらい!と快哉を叫びたくなるが、売れっ子なのでどんどん依頼が舞い込んで結局いつもてんてこまいな様子。翻訳が忙しい中、息子がお好み焼きを食べたいと言い出し、バタバタの中買い物に行き、作ろうとしたところでいくつか買い忘れがあることに気づき、じんわり泣いてしまうという出来事があり、なんでお好み焼きをつくらなければならないんだろう、翻訳がしたいだけなのに‥というその気持ち、すごいよくわかるよ!とこちらも涙ぐんでしまった。と、まあこんな具合に毎日頑張ってる村井さんの日記を読むと、元気は出てこないけど日記を読んで人の生活を知る(覗く)のは興味深いしいつまででも読める。2も読む。
