
おかだ
@sheisall
息をするように本を読んで行きたい。年中息子を育成中。
- 2027年2月22日
探偵小石は恋しない森バジル読み終わった - 2026年2月20日
ある翻訳家の取り憑かれた日常2村井理子読み終わった村井さんの毎日を記した日記の第二弾 なんと、本にもなりみんなから愛されていたイケワンハリーが亡くなってしまう。ハリーの不在を感じさせられて辛く涙してしまう箇所多々あり。 - 2026年2月16日
リボンちゃん寺地はるな読み終わった叔母の加代子から「リボンちゃん」と呼ばれる百花はよくわからない店の正社員として勤めながら、毎日を過ごしている。小学校の頃、学校に行きたくなかった百花を励ますために母が髪につけてくれたリボンをきっかけに、大人になっても毎日大きなリボンをつけている。よくわからない店のアルバイトの男に嘲笑されても、気にせず次の日にはもっと大きくて派手なリボンをつけてくる位、自分の信念を大事にしている。でも百花自身は「強いわけじゃなく、鈍いだけ」というけれど。加代子の夫が営んでいた元テーラーだった店で、身近な人たちの下着製作の依頼を受けることになり、百花は下着を通して自分の未来の道を少しずつ歩いていく。一冊の単行本だけだと、まだまだ語られてないところ、知りたいところがあった。言葉足らずなところもあったように思えるが、それぞれの登場人物が魅了的で、色々な事情を抱えているが、その抱え方が素敵だった。書きすぎない、軽やかだった。もっともっとこの後のことも見てみたい。 - 2026年2月11日
PRIZE-プライズー村山由佳読み終わった作家天羽カイン、出す小説は必ず何十万部と売れる人気作家だが直木賞の受賞はまだない。彼女自身も直木賞を切望している中、賞の候補の連絡が来る。しかし、その候補は自身の二作品中、出来が劣っているほうの作品であった。 小説が売れない、本が読まれないと言われる世の中だが、小説は決してなくなることなどないだろうとこの本を読んで感じた。こんなに命を削って物語を作り上げ、それに伴走する編集者がいて、売ってくれる書店がある。 作中、編集者とともに文章を削る作業をするとても大事な場面があるのだが、元の文、削って整えた文、それが全く印象が違っていて、書きすぎず、読者の想像に任せる余白を作るってこういうことなんだと印象深かった。 本文でも、ある電話を受ける際にもそのような書き方をしており、説明は何もなくとも、我々はもう何の電話かわかっているところ、ああ、これがそういうことなのね!と思ったりした。 - 2026年2月9日
読み終わったspringのスピンオフ小説。主人公の天才的バレエダンサー兼振付家の萬春を中心に本編に出てきた人物たちが登場する。springを読了したのが結構前なので、話の内容をあまり覚えていなかったが、春の恋人フランツが多く出てきてくれるのは嬉しい。その中でも、フランツがバレエ団を退団する際に春に作ってもらった石の花という演目についての短編、同じ題名「石の花」がとても良かった。バレエを通してでないと繋がれない2人、フランツがバレエを辞めるということは、すなわち2人の関係も終わりに近づいているということ。それを2人ともわかっていながらどうしようもない、どうしようも出来ないのが哀しい。全編を通して才能があるものたちの輝きをこれでもかと見せられ、きらめく星たちを見ているような気持ちになった。 - 2026年2月6日
ある翻訳家の取り憑かれた日常村井理子読み終わった翻訳家村井理子が、ウェブマガジンで連載している日記の2023年の1年間を本にしたもの。双子の息子の家事育児、義父義母の介護、大型犬の世話をしつつ、常に3.4冊の翻訳を同時にこなしている(しかも五年前には心臓病の手術もしている‥!)スーパーウーマンですね‥と思うが意外とへこんだり、元気なかったり、何もする気がなかったり、てんぱったり、料理を作らなかったりする普通の人で、毎日文字数に辟易しながら翻訳をやっつけている様子に、こちらも一冊翻訳終了すると頑張ったね!えらい!と快哉を叫びたくなるが、売れっ子なのでどんどん依頼が舞い込んで結局いつもてんてこまいな様子。翻訳が忙しい中、息子がお好み焼きを食べたいと言い出し、バタバタの中買い物に行き、作ろうとしたところでいくつか買い忘れがあることに気づき、じんわり泣いてしまうという出来事があり、なんでお好み焼きをつくらなければならないんだろう、翻訳がしたいだけなのに‥というその気持ち、すごいよくわかるよ!とこちらも涙ぐんでしまった。と、まあこんな具合に毎日頑張ってる村井さんの日記を読むと、元気は出てこないけど日記を読んで人の生活を知る(覗く)のは興味深いしいつまででも読める。2も読む。 - 2026年2月2日
ふたご母戦記村井理子読み終わった - 2026年1月29日
レビー小体型認知症とは何か内門大丈,樋口直美読み終わった - 2026年1月28日
ポジティブに疲れたら俺たちを見ろ!!足立晃子,足立紳読み終わった - 2026年1月26日
- 2026年1月25日
ヒゲのガハクごはん帖山口晃,梅村由美読み終わった - 2026年1月21日
早稲田古本屋日録向井透史読み終わった - 2026年1月19日
ネット右翼になった父鈴木大介読み終わった疎遠だった父が癌になり、看病のために帰省した息子が目にしたのは、ネット右翼になった父だった。父の右翼的発言に顔をしかめつつも、直接いなすことも出来ないほど親子の距離は離れていた。亡くなった後、息子は思い返す。本当に父は世に言うネット右翼だったのか?そもそもネット右翼とはなんなのだ?レッテルに貼り、遠ざけた父のことを再び手繰り寄せる過程で見えてきたこと。 不器用な父と子の物語。 - 2026年1月18日
レーエンデ国物語多崎礼読み終わったレーエンデ国、そこは銀呪病という、全身が徐々に銀色に覆われていき、最後は灰になって死んでしまうという恐ろしい病気が蔓延る国。それもあって、外地から人が踏み入ることは滅多になかった。そこに外地の無敵の騎士団団長ヘクトルとその娘ユリアが、レーエンデ国と外地を結ぶ通行路の建設を目指し、レーエンデ国を訪れた。案内役のトリスタンという青年と出会い、レーエンデの奥深くを知ることになり、ヘクトルもユリアも様々な陰謀と思惑に巻き込まれていく。とにかく話が壮大で、この設定を一から創造した作者に感服した。人たらしのヘクトル、優しさと強さのバランスが素晴らしいユリア、弓の名手のはぐれものトリスタン、その他にも魅力的なキャラクターが沢山出てくる。この一冊で終わるのではなく、歴史長編のような形を取っている、構想にどのくらいかけたのか、そして形にしていく作業のことを考えると、頭がクラクラする。 - 2026年1月7日
- 2026年1月5日
夾竹桃の花が揺れる頃に玉井恵美子読み終わった大阪の星が丘洋裁学校内にあるsewing tableというカフェを立ち上げた3年間の日記。洋裁学校の納屋を改築したカフェを一から作り上げ、季節の移ろいの中で嬉しいことも悲しいこともありながら日々を過ごしていく著者の玉井さん。玉井さんは作り手の魂を持っている人。自分の中にある、こうしたい、を作り出すことができる人。20年前の本なのだが、カフェはまだあるとのこと。機会があったら訪れてみたい。
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