
ミサキ
@misaki2018jp
2025年3月23日

「好き」を言語化する技術
三宅香帆
読み終わった
感動が脳内ですぐに言語に変換されないのは当たり前のこと。だって、感動とは言葉にならない感情のことを指すから。
揺らがない「好き」なんてない。 自分も生きて変化していくのだから、好みも変わっていくのは当たり前。
でも、たとえ「好き」が揺らいで消失したとしても、一度「好き」を言葉にして残しておけば、その感情は自分のなかに残り続けます。
一番鮮明に残る「好き」は言葉です。
「好き」の言語化が溜まってゆく。それは気づけば、丸ごと自分の価値観や人生になっているはずです。
「好き」を言語化するうえで一番NGなこと─それは、他人の感想を自分の言語化の前に見てしまうことなんです。
①よかった箇所の具体例を挙げる
②感情を言語化する
◎ポジティブな感情を抱いた理由を考えるヒント
① 自分の体験との共通点を探す
② 好きなものとの共通点を探す
③ どこが新しいのかを考える
面白さとは「共感」か「驚き」である
◎ポジティブな感情の言語化プロセス
(1) 「共感」(既に自分が知っている体験/好みと似ている)。もしくは、 「驚き」(今まで見たことのない意外性を感じる)のどちらなのかを考える
(2) 「共感」の場合
①自分の体験との共通点を探す
②自分の好きなものとの共通点を探す
「驚き」の場合
③どこが新しいと感じるのか考える
面白さとは「共感」か「驚き」である
→この共感は自身の体験だけでなく、同じ好みであることもふくまれます。だからヒット作にはみんなが好きだったものを無意識に元ネタにしてることが多いのだとか。また自分の知っている元ネタが多いほど共感や驚きを得やすいので感想も言語化しやすくなる。インプットの多さは企画を考える上で大事だと講義でありましたが、感想などのアウトプットにおいても重要になるのだなと学びました📝
ネガティブな感想は「不快」か「退屈」に分類できます。
◎おすすめの修正方法
① 文章の順番を変える
② いらない文章を削る
③ 見出しをつける