"春にして君を離れ" 2026年2月6日

澪
@mi0_book
2026年2月6日
春にして君を離れ
春にして君を離れ
アガサ・クリスティ,
アガサ・クリスティー,
中村妙子
瀬戸夏子「をとめよ素晴らしき人生を得よ」で引用されていた「春にして君を離れ」というタイトルがとても印象的でメモしていたのだけど、(元ネタはシェイクスピアということでのちのちシェイクスピアも読むことになるのだろうな)先日ちょうど「そして誰もいなくなった」で完全にアガサ・クリスティーの虜になってしまったので読むことに。読み終わってから知ったのだけど別名義で発表していた作品のよう。主人公の思い込みで作られたうつくしい世界が本人以外にとっては狭苦しく見方によっては不幸であるという事実がとてもつらかった。最終的に改心(というのも違うけれど)するのかと思えば結局自分が楽なほうへと流れてしまい、やはり人間は簡単に変わることができないのだな、そしてたとえ家族であっても他人のことを完全にわかってあげることなんてできないのだなということをジョーン・スカダモアにわからせられた。アガサ・クリスティーって本当にいい。今年はクリスティーの年にしようかな。
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