オーエン "十角館の殺人 <新装改訂版>" 2026年2月6日

オーエン
@hibikore
2026年2月6日
十角館の殺人 <新装改訂版>
「あの一行」に興味があったのと、ちょうどドラマが再放送されていたのでドラマを見るために原作を読了。なかなか面白かった。何度も読み返すまでではないけども、文学サークルの設定が凝っていてもっと深掘りできそうなキャラたちが魅力的。どんどん死んでしまうのがもったいない。 肝心の「あの一行」は、おもったより衝撃が少なかった。最後の2人までいってしまっていたから、そこまで意外性はないという感じ。 ところで、原作から想像するキャラの外見が実写ドラマでは残念だった!特にサークルの7人はヴァンくらいしか納得感がない。 アガサとオルツィの対比とか、エラリイとカー、ポウとルルウの対比が全然されてない。それでいくと現代に置き換えられているけど漫画版の方がイメージに近い。 演技の面で言うとエラリイは道化者すぎて切れ者のイメージが落ちてるし、アガサは強くて優しく魅力に溢れる女性じゃなくなってるし、オルツィは人に突っかかるやつになってる… オルツィの和歌の解説のくだりは無くさないでほしかったね。アガサに対して卑屈になりながら憧れてるシーンも。臆病だが知識の豊かな女性というイメージがなくなってしまった。 一方で、島田と江南はかなり良いね!こっちが続編でも続投するのかな。 この2人のシーンは原作より膨らまされてるけどすごく楽しんで見れた。原作では島組より影が薄いからバランスとってるのかな。 あとヴァンは漫画と実写で180度雰囲気が違うのにどっちでもしっくりくるのが意外で面白かった。 ※ドラマ版見終えて追記 島田は館シリーズの主人公なんだね!そりゃ力入るわな。 こうしてみるとエラリイは道化の役回りなんだな…だとしたら演技はあれでいいのかも。終盤に進むにつれ違和感なくなった。 ラストに手を加えたのは、時計館の殺人で江南を主人公にしなくちゃいけないからかなあ。「俺が千織を殺した」のくだりって原作にあったっけ?あんまり好きじゃない。
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