
食いしん坊ちぇりぃ
@yummyyummycherry
2026年2月7日
どうすればよかったか?
藤野知明
買った
読み終わった
覚えておきたい
@ ポレポレ東中野
気になっていたものの受け止められるのか不安で鑑賞できないままになっていた映画がアンコール上映されるという情報をReadsの新着フィードで見かけた。予定外に時間ができた日に思い切って鑑賞。映画館で映画と同じタイトルのこちらの本を購入したら舞台挨拶にいらしていた監督で著者の藤野氏がサインをして下さった。
本単体というより映画とセットになってしまうけど、鑑賞後・読了時点の印象/感想を記録。
⚫︎ 映画にも本にも冒頭に制作趣旨が示されていて、意図された観方ができたか自信がない。原因はわからないのだと、発症についての責任は誰にもなく、対応の不適切さが問題なのだと問題を分解、分離して捉える監督の冷静な眼差しが、家族と向き合った長い長い時間を感じさせてなんとも言えない気持ちになった。
⚫︎南京錠をかけた家に統合失調症の娘を閉じ込めたという両親の対応はそれ自体ショッキングで、それと同時に象徴的にも見えた。記録されていた映像や本に書かれた内容を通じて、両親から娘への声掛けや言葉からは、目に見えない鎖のようなものも感じたから。両親の行動や判断の根底には「良かれと思って」があるのだと推察されるけど、本に監督が記している通り「間違わない人はいない」。映画の中でも監督は第三者の介入をすすめていたが、子育て中の身としてその視点を覚えておきたいと思った。親が子供に与える影響力は自分がこれまで想像していた以上に大きいこと、家庭の問題を家庭内だけで解決しようとしないこと。
⚫︎統合失調症の方との暮らしを断片的にでも知った上でこのタイトルの問いについて考えるためには、本だけでは不十分で映像視聴が不可欠だと思った。音と映像が伝えられる情報量というか力は文章を簡単に超えていくんだな…ただ、この映画の制作におけるナレーションや音楽、テロップに関する方針などは本を読まないと分からないので、相互補完関係になっていて未見の人には映像も見て本も読むというのを推奨したい。
**2月20日追記**
映画には登場しなかったエピソードが本には書かれていたのですが、映画にそれを含めなかったんだなぁと思うなどして、監督のドキュメンタリー製作者としての矜持に触れたというような話を音声配信でしています。
https://stand.fm/episodes/6996a5693443a47fa55166c9







