ちゃのき "すべての、白いものたちの" 2026年2月7日

ちゃのき
ちゃのき
@chanoki
2026年2月7日
すべての、白いものたちの
すべての、白いものたちの
ハン・ガン,
斎藤真理子
正直、一読して私にはよくわからなかった。文字が少なめで本も薄くて、ノーベル文学賞作家の本なのに読めそうだったから読んだ。でも文章から静かで美しい寂しさだけはものすごく伝わった。巻末の解説を読んで、やっと少しわかった。破壊されて失われ、復元されたワルシャワの街。「では、復元された街に、固有の存在はないのだろうか?破壊されなければ、そもそも存在する必要がなかったその「新品」の街は、一つの喪失の代理表象でしかない、というのであろうか?」そこに、生まれてすぐ死んだ姉と自分を重ねた言葉たちだったんだ。美しいな…。
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