本屋lighthouse "メランコリーで生きてみる" 2025年3月12日

メランコリーで生きてみる
メランコリーで生きてみる
アラン・ド・ボトン,
齋藤慎子
今日みたいな天候では売上は期待できないのだが、こういうときにかぎって写真ばかり無断で撮ってなんも買わずに出ていく客は来店する。いや、別に無断で写真を撮るのも構わない、ふだんは特に気にしていない、しかしどうやらあなたたちもなんらかのお店をやっているようではないか、そういう会話が聞こえてきたのだけど、ならばもう少しやりようはあるんじゃないのかい、あはーん?となったので仕事を放り出して本書を読む。メランコリーな人は「土星と同調している」らしい。そういえば『紙の民』では土星が語り手になったりするのだけど、その語り口もメランコリーだった気がする。違うかもしれない。
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