
ふるえ
@furu_furu
2026年2月7日

旅をする木
星野道夫
読み終わった
言葉を書くことがこれほど豊かなものなのかと強く感じる。アラスカをはじめとするさまざまな場所で出会ったこと、感じたこと。それぞれの場所で出会った人との中で語られた話。1人の人間の人生は、その人の眼差しだけではなく、他者や自然、これまでの歴史の影響を受けながら紡がれていくことが読むとわかる。わかるというのが適切かはわからないけれど。そう思える。読めてよかった。
アラスカでのパーティーの時、参加者の方が星野道夫さんのパートナーのかたへ語りかけた言葉が印象に残っている。
「いいか、ナオコ、これがぼくの短いアドパイスだよ。寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。離れていることが、人と人とを近づけるんだ」星野道夫『旅をする木』(文藝春秋)p.187


